銀環の乙女と緑の御子

あらすじ

これは信じる事を忘れた少女が心を開くまでのダーク・ファンタジー。

「ボクはハルを守りたいよ。いつか来る別れの後も」

そう言って眠る彼女の背を撫でる少年は、優しさが人を傷つける事を知らなかった。 現代日本から神様が 創った獣の、最後の一匹に生まれ変わったハルと神木の子、モリト。 滅ぼされようとする世界の中で、二人は様々な人と思いに翻弄されていく。